ユニバーサルE Okada Manila 19年5月, 売上高59億円。営業黒字化に近づく

6月12日、ユニバーサルエンターテインメントは、フィリピンIRであるOkada Manila(運営会社:Tiger Resorts Leisure and Entertainment)の5月実績を発表。

5月単月は、売上高はPHP2,823mn,YoY5%減, 調整後EBITDAはPHP369mn,YoY2.3倍(円換算は59億円、8億円)。

1-5月累計は、売上高はPHP15,548mn,YoY50%増, 調整後EBITDAはPHP2,202mn,YoY7.3倍(円換算は327億円、46億円)。

売上高は、おおむね損益分岐点レベルに到達しており、営業黒字化が視野に入った。

ユニバーサルエンターテインメント 2019年1Q(1-3月)連結業績

・売上高226億円,YoY16%増, 営業損益32億円の赤字(同44億円の赤字), 株主帰属当期損益41億円の赤字(同1,814億円の黒字)

・2018年3月に、Wynn Resorts社株の権利放棄対価(26億3,200万ドル)に伴う利益を、営業外収支および特別損益に計上

<セグメント別>

・遊技機事業:売上高54億円,YoY47%減, 営業損益は2億円の赤字(同9億円の赤字)

・統合型リゾート(IR)事業:売上高168億円,YoY89%増, 営業損益は5億円の赤字(同14億円の赤字)

<参考>ユニバーサルエンターテインメント 2018年12月期(通期)連結業績

・売上高933億円(前期685億円), 営業損益180億円の赤字(同98億円の赤字), 株主帰属当期損益1,612億円の黒字(同134億円の赤字)

・2018年3月に、Wynn Resorts社株の権利放棄対価(26億3,200万ドル)に伴う利益を、営業外収支および特別損益に計上

<セグメント別>

・遊技機事業:売上高424億円(前期503億円), 営業損益17億円の赤字(同93億円の黒字)

・統合型リゾート(IR)事業:売上高489億円(前期161億円), 営業損益62億円の赤字(同90億円の赤字)

ユニバーサルエンターテインメント 連結における統合型リゾート(IR)事業セグメント
(主としてOkada Manila)業績動向および施設概要

<年度>
・2018年12月期:売上高489億円, 調整後EBITDA 41億円, 営業損益62億円の赤字
・2017年12月期:売上高161億円, 営業損益90億円の赤字

<四半期>
・2019年1-3月:売上高168億円, 調整後EBITDA 28億円, 営業損益5億円の赤字
・2018年10-12月:売上高151億円, 調整後EBITDA 27億円, 営業損益14億円の赤字
・2018年7-9月:売上高122億円, 調整後EBITDA 11億円, 営業損益17億円の赤字
・2018年4-6月:売上高127億円, 調整後EBITDA 2.6億円, 営業損益16億円の赤字
・2018年1-3月:売上高89億円, 調整後EBITDA 0.2億円, 営業損益14億円の赤字
・2017年10-12月:売上高72億円, 営業損益20億円の赤字
・2017年4-9月:売上高89億円, 営業損益71億円の赤字

Okada Manila 施設概要
・全4期構成 完成は2019年末を想定 総投資額は40億米ドル、用地面積44ha 
<第1期>
・2016年12月にソフトオープン、2018年早々にグランドオープン
・投資額24億米ドル、用地面積22ha(全体44ha)
・従業員数 8000名以上
・施設概要
-カジノフロア 26,410㎡(テーブル500台、電子ゲーム3,000台)
-ホテル 993室、エンタテインメントスペース8,361㎡
-ビーチ/ナイトクラブThe Cove(4,500人収容)
-ショッピングモール8,409㎡(50店舗)、飲食21店舗






ーーマスターからの一言ーー

日本資本のカジノなんで何としても頑張って欲しい。
この成果が後々の日本のIR施設のモデルケースになって欲しい。
あと早くカジノ用GOD打ちたい。